生きづらくても今を生きる

HPSや潰瘍性大腸炎に日々悩まされる30代♀

野良猫から保護猫へ 〜約一週間目

保護3日目

猫風邪は、抗生物質が効いてきたのか、病院へ行った翌日から改善へ向かいました。
明らかに目や鼻からの分泌液が減っています。
ウェットご飯を食べ、水も少量飲みました。
猫は、あまり水を飲まないのかな?
心配なので、水分がたくさんとれるタイプのご飯をあげるようにしています。

トイレをしないのが心配だったのですが、決められた場所に小はしてくれました。
定期的にトイレに置くを繰り返していたので、覚えてくれたようです。
猫は、想像よりも頭がいいですね。
前に買っていた柴犬よりも知性を感じます。

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以前の毛艶も戻ってきました。
野良とは思えないくらい黒々とした毛並みがきれいです。

保護4日目 二度目の病院へ

脱毛の範囲が広がったため、病院へ連れて行きました。
移動用キャリーを用意していなかったため、洗濯ネットで保護しての来院です。
(病院の後、キャリーはすぐに買いに行きました)

くろちゃんは、右耳がさくらカットされています。
うちの地域では、右耳カットは男の子。
そのため、くろちゃんは男の子だと思っていました。
「ぼく」「ぼくちゃん」なんて、よく呼びかけて愛でてきました。

獣医さんなら、パッと見ただけで性別がわかるのでは?
そう思っていたのですが、何度も念入りに確認していました。
そして、思いもよらぬ結果が。

くろちゃんは女の子と判明!

ずっと男の子だと思って接してたので、純粋にびっくりしました。
時おり、ふてぶてしいと感じる様子は、女の子ゆえのお上品さだったのかしら。

動物病院では、3回くらい大きな声で鳴いただけで、あとは大人しくされるがまま。
なんていい子なのか。
もっと暴れるのではと、心配していました。
脱毛については、猫カビの可能性もあるので飲み薬が出され、あとノミダニの予防をしてもらい病院終了。
家に帰ってからは、隅っこでいじけてました。
ごめんね、でもよく頑張ってました。えらい!

保護5日目以降

だいぶ元気になってきたため、当たり前ですが猛烈に外に出たがります。
今まで窓一枚向こう側の世界を自由に過ごしていたのに、
なんで出られないのか黒ちゃんにはわかるわけがないです。

まして、私たち人間は外へ行きます。
なんで自分だけ?と不満に思って当然です。
家族になったんだよ。
それを言葉で伝えることも態度で示すことも難しい。
ただ、この生活に慣れてもらうしか手はないです。

なんとか家の中で長く、できるだけ楽しく生きていってほしいです。
そんな思いでおもちゃを買ってきました。

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まったく反応してくれません…。

アイスクリーム型のやつマタタビ配合らしいんですが、鼻が詰まってわからないかな?
猫じゃらしも反応してくれません。
むしろ、なんだその邪魔な奴と顔をそむけます。
野良だから、遊び方を知らないんだろうなと思います。

とにかく外に出たくて、ニャーニャー鳴いて、すきあれば外へ出よう周囲を探っています。
そんな姿を見ていると、くろちゃんに対して悪いことをしている気持ちになります。
幸せは、外ではなくここにあることをどうやったら伝えられるのか。

おいしいご飯、居心地のいい寝床、清潔なトイレ。
そろえられるものは、そろえました。
あとは、心。
まだまだ圧倒的にこちらが重め。
好きで、ここにいたい。
そう思ってもらえるように、黒ちゃんとの日々を重ねていきます。

脱走対策、考えねば!