生きづらくても今を生きる

HPSや潰瘍性大腸炎に日々悩まされる30代♀

保護猫くろちゃん 約10日目

猫風邪は、完治がみえてきました。
鼻水は、ほとんどでてきません。

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開かなかった左目は、開くようになりました。
写真が下手すぎてよくわからないのですが、まだ膜がかかったようになっています。

黒ちゃんの目を見ていて思ったのですが、猫は時間帯で目の色が変わるのでしょうか。
真ん丸な黄色い目が印象的だったのですが、黄色じゃない時があります。
犬の時折みえる白目と違い、なんだか猫の目は不思議です。


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私の写真技術のせいで写りが悪いのですが、肩のところが白く脱毛しています。
猫風邪は、よくなってきたのですが、脱毛はあまり変化が見られません。
抗生物質は飲ませているので、少しずつでもよくなってくることを祈ります。

新たな困りごと発生

野良猫時代は、元気に駆け回っていた黒ちゃん。
生きた雀をくわえて、見せに来てくれたこともありました。
そんな活発な黒ちゃんが、家の中でほとんど動きません。

出してくれ。

そんな願いを込めた渾身の「にゃーん」を繰り広げているとき以外は、じっと同じ場所にいます。
調べたら、抑制というストレス反応があるらしい。

当たり前に外を駆け回ることができないことがどれだけストレスか。
脱毛もそのせいでは?
黒ちゃんの幸せを考えて、苦悶する日々です。

それでも、すり寄って甘えてきたり、カリカリを元気に食べてくれたり、愛らしい姿をみせてくれます。
愛おしすぎて、たくさんのリスクがある外へなんてだせないです。

それにしても、猫ってふわっふわですね。
犬とは違うやわらかさがあります。
さいころから、根っからの犬派だったのですが、ゆらぎました。
今は、犬も猫もどっちも好きです。
猫の愛らしさを教えてくれた黒ちゃんに感謝です。

野良猫から保護猫へ 〜約一週間目

保護3日目

猫風邪は、抗生物質が効いてきたのか、病院へ行った翌日から改善へ向かいました。
明らかに目や鼻からの分泌液が減っています。
ウェットご飯を食べ、水も少量飲みました。
猫は、あまり水を飲まないのかな?
心配なので、水分がたくさんとれるタイプのご飯をあげるようにしています。

トイレをしないのが心配だったのですが、決められた場所に小はしてくれました。
定期的にトイレに置くを繰り返していたので、覚えてくれたようです。
猫は、想像よりも頭がいいですね。
前に買っていた柴犬よりも知性を感じます。

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以前の毛艶も戻ってきました。
野良とは思えないくらい黒々とした毛並みがきれいです。

保護4日目 二度目の病院へ

脱毛の範囲が広がったため、病院へ連れて行きました。
移動用キャリーを用意していなかったため、洗濯ネットで保護しての来院です。
(病院の後、キャリーはすぐに買いに行きました)

くろちゃんは、右耳がさくらカットされています。
うちの地域では、右耳カットは男の子。
そのため、くろちゃんは男の子だと思っていました。
「ぼく」「ぼくちゃん」なんて、よく呼びかけて愛でてきました。

獣医さんなら、パッと見ただけで性別がわかるのでは?
そう思っていたのですが、何度も念入りに確認していました。
そして、思いもよらぬ結果が。

くろちゃんは女の子と判明!

ずっと男の子だと思って接してたので、純粋にびっくりしました。
時おり、ふてぶてしいと感じる様子は、女の子ゆえのお上品さだったのかしら。

動物病院では、3回くらい大きな声で鳴いただけで、あとは大人しくされるがまま。
なんていい子なのか。
もっと暴れるのではと、心配していました。
脱毛については、猫カビの可能性もあるので飲み薬が出され、あとノミダニの予防をしてもらい病院終了。
家に帰ってからは、隅っこでいじけてました。
ごめんね、でもよく頑張ってました。えらい!

保護5日目以降

だいぶ元気になってきたため、当たり前ですが猛烈に外に出たがります。
今まで窓一枚向こう側の世界を自由に過ごしていたのに、
なんで出られないのか黒ちゃんにはわかるわけがないです。

まして、私たち人間は外へ行きます。
なんで自分だけ?と不満に思って当然です。
家族になったんだよ。
それを言葉で伝えることも態度で示すことも難しい。
ただ、この生活に慣れてもらうしか手はないです。

なんとか家の中で長く、できるだけ楽しく生きていってほしいです。
そんな思いでおもちゃを買ってきました。

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まったく反応してくれません…。

アイスクリーム型のやつマタタビ配合らしいんですが、鼻が詰まってわからないかな?
猫じゃらしも反応してくれません。
むしろ、なんだその邪魔な奴と顔をそむけます。
野良だから、遊び方を知らないんだろうなと思います。

とにかく外に出たくて、ニャーニャー鳴いて、すきあれば外へ出よう周囲を探っています。
そんな姿を見ていると、くろちゃんに対して悪いことをしている気持ちになります。
幸せは、外ではなくここにあることをどうやったら伝えられるのか。

おいしいご飯、居心地のいい寝床、清潔なトイレ。
そろえられるものは、そろえました。
あとは、心。
まだまだ圧倒的にこちらが重め。
好きで、ここにいたい。
そう思ってもらえるように、黒ちゃんとの日々を重ねていきます。

脱走対策、考えねば!

潰瘍性大腸ペンタサ座薬デビュー

潰瘍性大腸炎を患って10年近く経ちました。
再燃も何度もしてきたのですが、それでも処方を逃れてきた座薬。
とうとう処方されました。

初めての座薬

こんな悲しいデビューは、ありません。
悪くなってもアサコールを増やし、場合によってはステロイドだったのですが、前回のステロイドから期間があまりあいていないということで、座薬を処方されました。
どうやって使うんだろう?
疑問を感じましたが、恥ずかしくて、詳しい使い方を先生に聞けませんでした。
そのため、ネットで検索したのですがあんまり体験談が見つかりません。
使用方法を見ながら、こわごわやってみたのですが、異物感がすごい。
普通に歩くこともままならず、うまく入っていないのではと不安に思いながら就寝しました。
結果、朝、起きたらまるっと出てきていました。
いれたのに、綺麗な状態で出てきたってどういうこと?
身体の構造が人とは違うのかしら…そんな漠然とした不安が芽生えました。

座薬の上手な入れ方

むしろ、座薬がストレスで症状が悪化しているのでは?
座薬を処方されてから3日間くらいトイレ行くたびに便器が真っ赤になりました。
固形物は、イチゴジャムだけ。
何度見ても、見慣れません。心が冷えっとして、さらなるストレスを呼びます。
潰瘍性大腸炎は、心配性な人にとっては負の連鎖が起きてしまう気がします。
私の場合は、不安が不安を呼び、心身共に参ってしまい抜け出せない期間があります。
完全に座薬は、負の連鎖の一端を担っていました。
そんな座薬の正解を私は、とうとうを見つけます。

ワセリンです。
なんでも効くなワセリン。
ワセリンを潤滑油代わりに、お尻の穴に塗り、座薬にも直接塗るとうまく入ります。
第一関節の半分くらいは、お尻の穴にインした方が安心です。
うまく座薬を入れられるようになって、3日ほどなので、まだ効果のほどはわかりません。
絶賛、再燃中なので、早く効いてくるといいです。

野良猫を保護しました

ブログの内容に一貫性がなくてすみません。
思いもよらない出来事が起きたため、書き留めておきたいと思います。

くろちゃんとの出会い

半年くらい前から毎日、ベランダに遊びに来てくれる野良猫がいました。
左耳の先がカットされており、野良猫らしからぬ艶のいい真っ黒な毛。
俗にいう地域猫のようでした。
見たまんまの「くろちゃん」と出会ったその日から呼んでいます。

触らせてくれるなど、人懐っこさはありませんが、手から餌を食べるなど人慣れはある程度している様子。
チュールの食べ方がうまく、他の家でも可愛がられている片鱗がありました。
今思うと、半年前はどこか小柄で頼りなさを感じる佇まいは、まだ子猫だったのかもしれません。

ちなみに私は犬は飼ったことがあるのですが、猫はほぼ接したことはありません。
くろちゃんと会う前年に飼い犬を亡くしていたこともあり、どこかくろちゃんと愛犬を重ねている部分がありました。
そっけなくて、でもそんなところも愛おしい。
できたら、くろちゃんを飼いたかったのですが、生粋の野良猫のため、家にいつくことはありません。
ふらっとやって来て、ご飯を食べたらすぐにふらっと去っていく。
のんびりと空き地でくつろいでいたり、目をらんらんと輝かせパトロールをしている姿をよく目にしました。
生きた雀をくわえて、意気揚々と見せびらかせにきたこともあります。
野性的な生活がこの子は好きなんだろうと思い、飼い猫にはなれない子だろうと思っていました。
そんなくろちゃんが、急に家に来なくなりました。

まさかの訪問

一週間、くろちゃんは姿を見せませんでした。
どこかの家で可愛がられているのだろうと、二度と会えないことを察しました。
そう頭で理解していても、習慣のように窓の外を気にしていますそんな日々を過ごしていました。
そんな中、家に帰ると母がなにかを抱いていました。

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くろちゃんでした。
交通事故にでもあったのかと、ひやっとしました。

母が家に帰ると、すりガラスの向こうに見慣れた黒い影があったそうです。
そして、窓をあけると、見慣れない姿の黒猫がいました。
両目は開かず、鼻も口も体液でぐちゃぐちゃ。
ところどころ脱毛して真っ白な肌が見えていました。
その黒猫は、ぽてぽてと家の中に入ってくると、丸くなって動かなくなりました。
母は、びっくりしてすぐに動物病院へと連れて行っていくれました。

猫風邪

くろちゃんは、猫風邪というものらしいです。
てっきり幸せに過ごしていると思っていたら、一週間、姿が変わってしまうほどに苦しんでいたのです。
最期の力を振り絞って家に来たのでしょうか。
可愛い声はがらがらに、艶のいい毛はごわごわでところどころ茶色っぽく毛色が変わっていました。
ぜーぜーと苦しそうで、注射を打ってもらったらしいのですが、心配になります。
身体も半分ほどにやせて小さくなっていました。
うちしか頼れる場所がなかったのかと、なんともいえない気持ちになりました。
この子にとって、そんなにもうちは大きな居場所になっていたのです。

猫風邪 経過~3日

生半可にくろちゃんと接していたわけではありません。
いつでも、家族に迎え入れる気でいました。
そのため、すぐにケージやトイレや家を猫が生活するに問題がないようにしました。
あくまでも野良猫なので、外に出たがってあばれるのでは、と思いきや体がつらいのかほとんど動きません。
今までは触られるのを嫌がっていたのに、触るとすり寄ってきます。
おや?と思うくらい、甘えん坊へと変貌しています。
そんなにもこの子にとって一週間が辛く過酷なものだったのか。

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右目の上のハゲが一番目立ちます。
初日よりは、二日目。二日目よりは三日目と少しずつですがよくなってきました。
チュールや猫用のミルクなど、最低限の栄養はとってくれています。
しかし、初日に大便をおもらしして以来、トイレをしていないのが非常に心配です。

朝は、縄張りをパトロールしたいのかにゃーにゃー大きな声で鳴きます。
なでると、大人しくはなります。
朝以外もよく鳴くのですが、なでると安心してくつろいでくれます。
寂しがりな小さな子みたいです。
一日中、窓際にいて、ほとんど動きません。
外が恋しいんだろうな。
そんな姿を見ていると、野良猫を家に閉じ込めておくのが幸せか考えてしまいます。
ごろんごろんしたあとに、訪問したんだなと思える、ポカポカな体をなでるのが好きでした。
ジャリジャリ付着した小石やくっつきむしに微笑ましくなりました。
なんだか切ないです。
家にいたいと自発的に思ってもらえるには、どうしたらいいのか。
今は、体が辛いのか、あまり動かないくろちゃん。
行動的になっても、家で楽しく過ごせるように準備していきたいと思います。

このまま家猫になれるのか。
くろちゃんの様子は、またメモ代わりにブログに書いていきます。

潰瘍性大腸炎になった経緯

ことの始まり

 

それは、まだ第二新卒で通じるころに起きた。

すでに2社目。季節は、冬。コールセンター勤めで、ストレスはマックスだったように思う。

ちょっとお腹壊してるかなくらいの日々が続いたと思ったら、便器に血が現れた。

常に鋭い腹痛がしていたため、その出どころがお尻と結びついた。

頭が真っ白になり、絶望した。

血便なんて、ただごとじゃない。私は、すぐに病院へ行った。

 

「食中毒ですね」

 

口頭のやり取りだけで、医者はそう判断した。

若いから、病気と結びつかないらしい。

どうあっても、一過性の症状にしたいのか、その後3つの病院で同じような診断を受けた。

その間に、症状はどんどんと悪化していく。

昼夜問わず、トイレにいた。真冬のトイレは、とんでもなく寒い。

腹痛にあえいでいるせいで、むき出しのお尻だけでなく全身が凍えていた。

食欲はもちろんない。お尻からは淀んだ血と白いもやもやしたものが出てきた。

誤診が続く中、一人暮らしで孤軍奮闘の私は、心身ともに疲弊していく。

少し動くだけで、息が切れる。5分たりとも、トイレから離れられない。このままでは、死ぬ。

私は、最終的に日にちが指定された紹介状が出た病院に、外来でかかることにした。

文字通り、最後の力を振り絞り、病院へ向かった。

そこは、大腸の専門医だった。

私の様子のおかしさにそこの先生は、気がついてくれた。

前処理もなく施された内視鏡検査は、意識が朦朧としていたせいか覚えていない。

検査後、「ご家族の方は?」という深刻そうな先生の問いかけはよく覚えている。

潰瘍性大腸炎の可能性が高いという診断を私は一人で聞いた。

大腸の摘出、入院、そんな話が出るほど症状は悪化していた。

それでも、まずは服薬で様子をみさせてほしいと私はお願いした。

故郷を離れ、一人暮らし、低収入、親しい人もいない。

そんな私に入院はハードルが高すぎる。

私の意志は尊重され、その日からアサコールを服用し自宅療養することになった。

未知の腹痛が、潰瘍性大腸炎とわかったおかげか、ようやくまともな病院に出会えた安堵感かその後、10日ほどで全快した。

その後も幾度となく再燃するのだが、このときの症状が一番重かった。

これで中等症。

潰瘍性大腸炎は、恐ろしい病気だ。

恐ろしくて、また悪化したらどうしよう。そんな不安がこの時から、ずっと続いている。

本当に厄介な病気だ。

 

もし、自分も潰瘍性大腸炎では?と不安を抱いている人がいたら、伝えたいこと。

・白いもやもやがあったら可能性は高い

・便がカスっぽい

内視鏡検査の評判がいい病院を選ぶ

以上。